外反母趾の影響は
見た目が変わるだけではありません
外反母趾と言う症状を聞いたことはありますか?
外反母趾では足の親指が小指の向きに「くの字」の形に変形し、
歩くときに痛みを伴ったり重度になると脱臼をする可能性があります。
偏平足につながることある症状ですので、早期に改善したい症状です。
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目次
外反母趾によくある症状
- 足の指が小指の方に曲がっている
- 歩くときに親指の関節部が痛くなる
- 足の痛みで歩き方が変になってしまう
- 偏平足になって親指が変形している
出かけるときの靴が
外反母趾の原因に
足の指が曲がってしまっている、それは外反母趾である可能性が高いです。
見た目の変形や痛みを伴うこともある外反母趾。
なぜそのようなことになってしまうのか、ご存知でしょうか。
外反母趾には大きく分けて、外的要因と内的要因の2つの原因があります。
【外的要因】
・合わない靴を履く
日頃からサイズが小さい靴を履いていると先端が窮屈に締め付けられ、指が内側に曲がっている状態で外出することになります。
その状態で長時間歩くと骨に変形をきたしてしまい、外反母趾の原因となります。
・ハイヒールを履くこと
特に女性の場合はファッションでハイヒールを履く人が多いかと思います。
ハイヒールは先端が細いだけではなく、踵が挙がり足の指に体重が乗るような構造をしています。
また、足底部のアーチも崩れやすくなるのも外反母趾を助長させる一因となります。
【内的要因】
・骨粗鬆や関節リウマチ
外反母趾になってしまう病気として、骨粗鬆や関節リウマチが挙げられます。
骨粗鬆は健常な骨と比べて密度が薄く、強い外力や繰り返し何度も外力がかかると変形の原因となります。
関節リウマチは関節の変形をきたす膠原病であり、足の指は特に変形しやすい個所になります。
骨粗鬆や関節リウマチは女性に多く起こる膠原病のため、ハイヒールを履くことも併せて女性は特に気を付けることをおすすめします。
・遺伝的になりやすい
病気以外でも、先天的な素因があったり、生まれつき筋肉が弱い方も外反母趾になりやすいと言われています。
以上のように外的要因、内的要因共に女性が多くなる傾向があるため、外反母趾で悩んでいる方は女性の場合が多くなります。
外的要因の多くは生活習慣を変えることにより対処が可能となっています。
しかし、保存療法で対処ができない場合は手術の対象になります。
外反母趾の合併症とその対処法
外反母趾になると、見た目に影響するだけではなく身体へ悪影響を及ぼしてしまいます。
それでは、外反母趾になるとどのような症状が出てしまうのでしょうか?
【症状】
・足のアーチの崩れ
足のアーチは、体重を支える上でとても重要な機能です。
このアーチが崩れると体重を支えるときに骨への負担が大きくなり、変形が進行したり歩く際に痛みを伴うことがあります。
・偏平足
足のアーチの崩れがさらに進むと足底の筋肉が弱くなり、偏平足になってしまう可能性があります。
偏平足がさらに進行すると巻き爪や痛みの悪化につながります。
【外反母趾になってしまったら・・・】
・靴を変えてみる
外反母趾の方は、まずは靴を変えてみましょう。
ハイヒールなどの先が細い靴ではなく、運動靴や鼻緒が付いた履物などを履きましょう。
また靴のサイズをもう一度確かめてみて、自分に合った靴のサイズを選びましょう。
・足のストレッチや筋肉の強化
外反母趾になると、足底の筋肉や指の筋肉が固くなったり弱くなっている可能性があります。
足の指を曲げ伸ばしたり足底筋を鍛えたりストレッチすることにより、痛みや変形を抑えることができます。
・親指をまっすぐ伸ばす
外反母趾では親指が小指側に曲がってしまっているため、これをまっすぐに伸ばすようにします。
タオルやゴムの紐を使って親指をまっすぐの状態にする習慣をつけることにより、変形や痛みを緩和できます。
市川中央接骨院【外反母趾】
アプローチ方法
先天性の場合、悪化してしまった外反母趾は完全に元の状態に戻すことは難しいですが、痛みの改善は望めます。
後天性の場合、初期にしっかり施術を行うことで改善が期待できます。
当院では、最初に一日の歩く量を確認して主に「骨格矯正」で日常生活での姿勢を改善し、「CMC筋膜リリース」「DPL」を用いて圧迫している箇所や筋肉が緊張している箇所を緩めて血流の改善を目指します。
また「テーピング(キネシオ・ホワイトテープ・スパイラル)」で足の形を変えるためにアーチを作る場合もあります。
■ハイボルト療法
ハイボルト療法とは筋肉や靭帯の深部に高電圧の電気を流す事により回復の促進や痛みの軽減などに作用する、痛みの症状に特化した電気刺激療法です。
他にも骨折などで損傷した骨組織の回復促進や、姿勢の悪さによって働きの鈍くなったインナーマッスルの活性化などにも効果が期待できます。
■経穴(ツボ)へのアプローチ
身体の中には微弱な電気が流れていて、その流れによって神経伝達が流れています。
ストレスやケガなどで電気伝達が悪くなると身体の不調が生じやすくなります。
異種金属や磁石などの体内電流を整えるテープを貼ることにより、痛みの緩和が期待できます。
■テーピング
傷ついた組織を保護すると同時に受傷した方向に動かないように固定を行います。
ケガをした組織は放置しておくと、日常生活の中での負担が多く改善するのが遅くなり痛みが残ってしまうリスクがあります。
そのリスクを減らしてあげることで、回復を促進する効果が期待できます。
■骨格矯正
人の身体というのは、筋肉と骨と神経のバランスで成り立っているので、「筋肉だけ緩める」「骨の位置を整える」だけではすぐに骨格のバランスが戻ってしまいます。
ですので、筋肉を緩めて骨の調整をしたあとにバランスを整えて、日常生活の指導やセルフトレーニングのアドバイスなども行っています。
■CMC筋膜ストレッチ(リリース)
筋肉を包んでいる筋膜ですが、身体の中で癒着してしまった筋膜を緩めることにより、つらい部分が楽になるように改善を行っていきます。
患者さんに合わせて手技や特殊な機器を使用して、患者さんに負担が少なくなるように行います。
筋肉を包み込んでいる筋膜の委縮・癒着を引き剥がすことで正常な状態に改善していきます。
著者 Writer
- 嶋崎 大輔
- 出身地:静岡県三島市
誕生日:8月7日
血液型:A型
学生時代のスポーツ:野球
趣 味:読書(医学関係からマンガまで幅広く)
好きな食べ物:お肉・アルコール
患者さんへのコメント:
市川に住んでいる人々に健康と安心を提供したいと思っています。
施術に関する事から日常の悩みまで相談される様な安心感を出せる様にしたいです。
日々勉強、明日の自分に誇れる様に毎日過ごしたいと思ってます。
皆様よろしくお願いいたします。
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