歩いたときの痛み、その原因の多くは股関節にあります
歩いてると痛みを感じることはありませんか?
その痛みの原因は股関節にあるかもしれません。
股関節の痛みは年齢や性別、体格なども大きく影響しますので、どこが原因なのかしっかり調べる必要があります。
痛みを放置してしまうと、手術しなくてはならないケースもあります。
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目次
股関節痛によくある症状
- 脚が痛くてしゃがみこめない
- 股関節が痛くて自転車に乗れない
- 階段の上り下りがつらい
- 股関節に違和感がありスポーツできない
骨盤がゆがむと股関節
が痛くなるのでしょうか
私たちの身体の中で、股関節がどのような働きをしているかはご存知でしょうか?
股関節は骨盤と脚をつなぐ大きな関節であり、上半身の重さを受けながら脚にそのパワーを伝達する、高い運動性と安定性をもった関節です。
股関節は大きな筋肉で囲まれていることから、痛みが出たときに痛みの原因を特定することが難しい部位でもあります。
ここでは、股関節に痛みを生じる原因をみていきましょう。
●骨盤の位置がゆがんでいる
股関節を構成する骨盤がゆがんでしまい、それに伴って股関節の不調が起こることがあります。
代表的な疾患としては「鼠径部症候群(そけいぶしょうこうぐん)」があります。
主にスポーツ選手、特にサッカーやラグビー選手が引き起こしやすい股関節付け根周りの痛みであり、大腿四頭筋や内転筋などが弱い、固いなどの原因で起こります。
●歩き方の姿勢が悪い
骨盤の位置がゆがんだまま活動してしまうと、次第に歩き方にも影響が出てしまいます。
歩いている際の不良姿勢は、股関節痛だけでなく「臀部痛」なども引き起こします。
さらに関節の摩耗が続くと、変形性股関節症をはじめとする次の病気の原因になります。
・変形性股関節症
初期では立ち上がるときなど動作時に痛みを感じ、ひどくなると何もしていなくても痛みで眠れなくなってしまうこともあります。
特に女性に多く発症し、中年になってから子供の頃の病気の後遺症として発症することが多くあります。
・大腿骨頭滑り症
思春期の成長が盛んな時期に、大腿骨が後ろの股関節の根元で曲がってしまうことで起こります。
肥満男児に多い傾向があります。
症状としては、歩くバランスが崩れる跛行(はこう)などがみられ、可動域の制限がおこります。
痛みが激しい場合には、下半身に体重もかけられないようになります。
・ペルテス病
小児の股関節疾患で、股関節の大腿骨頭壊死がみられます。
股関節の痛みよりも太ももから膝にかけての痛みを訴えることが特徴です。
股関節の痛み
「変形性股関節症」とは
脚の痛み、歩きにくさを感じていませんか?
そのような股関節の痛みの原因で最も多いものが「変形性股関節症」です。
変形性股関節症には大きく2つのタイプがあります。
【変形性股関節症、2つのタイプ】
●一次性股関節症
関節の軟骨部分のすり減りや、周囲の関節を支えてくれる筋肉・靭帯の衰えなど、年齢を重ねていくことによる退行性の変性が原因となります。
さらにそこに長年の機械的な刺激が加わり、関節が壊れることで変形がみられます。
●二次性股関節症
先天的に股関節が脱臼しているケースや、成長期に関節部分が思うように発達しない臼蓋形成不全などの後天的な変形が元となって現れます。
二次性で股関節の痛みを訴える割合は女性が多く、股関節症全体の約80%を占めると言われています。
【変形性股関節症の症状】
●痛み
股関節の痛みだけでなくお尻や太もも、膝上まで痛みが出る場合があります。
歩くときや運動するときにも痛みが出ます。
●可動域制限
股関節の痛みが増すとともに可動域の制限も生じます。
初期のころにはあまり制限が出ることはありませんが、症状が進行していくと股関節が曲げにくくなったり、まっすぐ伸ばすことが困難になっていきます。
●跛行(はこう)
跛行とは、足を引きずるなど正常なリズムで歩行ができない状態のことです。
【変形性股関節症の予防法】
股関節痛の対処法としては、股関節周辺の筋肉のストレッチやトレーニングなどがあげられます。
日頃から股関節の筋肉を鍛えたり、可動域を広げておくことで股関節の痛みの予防となります。
ただし、あまりにも股関節の変形が著しい場合、耐え切れる痛みではなくなります。
その場合はストレッチやトレーニングを中止し、医療機関にかかりましょう。
場合によっては保存療法だけでなく、人工骨頭置換などの手術療法も行うことがあります。
市川中央接骨院
【股関節痛】アプローチ方法
股関節の痛みは腰から来ている可能性が高いので、当院ではきちんとカウンセリング時に確認し「CMC筋膜リリース」「骨格矯正」「カッピング」を用いて施術を行います。
骨盤の正しい位置への調整や、股関節の筋肉にアプローチしていきます。
また、歩き方が悪いと腰への負担が大きく負担がかかってしまうので歩き方のチェックをさせていただき、歩き方のアドバイスも行っています。
股関節痛に対する施術方法
■ハイボルト療法
ハイボルト療法とは筋肉や靭帯の深部に高電圧の電気を流す事により回復の促進や痛みの軽減などに作用する、痛みの症状に特化した電気刺激療法です。
他にも骨折などで損傷した骨組織の回復促進や、姿勢の悪さによって働きの鈍くなったインナーマッスルの活性化などにも効果が期待できます。
■経穴(ツボ)へのアプローチ
身体の中には微弱な電気が流れていて、その流れによって神経伝達が流れています。
ストレスやケガなどで電気伝達が悪くなると身体の不調が生じやすくなります。
異種金属や磁石などの体内電流を整えるテープを貼ることにより、痛みの緩和が期待できます。
■テーピング
傷ついた組織を保護すると同時に受傷した方向に動かないように固定を行います。
ケガをした組織は放置しておくと、日常生活の中での負担が多く改善するのが遅くなり痛みが残ってしまうリスクがあります。
そのリスクを減らしてあげることで、回復を促進する効果が期待できます。
■骨格矯正
人の身体というのは、筋肉と骨と神経のバランスで成り立っているので、「筋肉だけ緩める」「骨の位置を整える」だけではすぐに骨格のバランスが戻ってしまいます。
そのため、筋肉を緩めて骨の調整をしたあとにバランスを整えて、日常生活の指導やセルフトレーニングのアドバイスなども行っています。
■筋膜ストレッチ(リリース)
筋肉を包んでいる筋膜ですが、身体の中で癒着してしまった筋膜を緩めることにより、つらい部分が楽になるように改善を行っていきます。
患者さんに合わせて手技や特殊な機器を使用して、患者さんに負担が少なくなるように行います。
筋肉を包み込んでいる筋膜の委縮・癒着を引き剥がすことで正常な状態に改善していきます。
■ドレナージュ
【EHD】
アイヘッドドレナージュの略で、目と頭の循環を促進する施術法です。
リンパケアによって血流を改善し、目や頭の筋肉の緊張を緩めていきます。
原因不明のだるさやつらさ、眼精疲労、慢性的な疲れといったお悩みの解消を促します。
【DPL】
ディープレスリンパドレナージの略で、ふくらはぎの奥になるリンパや筋肉の緊張をほぐすことにより、循環不全で起こる症状に効果が期待できます。
ふくらはぎやつま先には、リンパ液や血液を戻すポンプのような働きがあります。
クリームをふくらはぎに塗り、手技により老廃物やリンパを流していくことで「足のだるさ」「むくみ」「冷え性」などの症状を改善を促します。
■カッピング
カッピングは「吸い玉施術」とも言われています。
カップ状の機器で皮膚を吸い上げることにより、身体の奥にある疲れた血液を表面に吸い上げます。
身体の表面の方が血液の循環が良く、皮膚を吸い上げることによりケガの回復を促進していきます。
全身の重だるさや、ケガ全般に効果が期待できます。
著者 Writer
- 嶋崎 大輔
- 出身地:静岡県三島市
誕生日:8月7日
血液型:A型
学生時代のスポーツ:野球
趣 味:読書(医学関係からマンガまで幅広く)
好きな食べ物:お肉・アルコール
患者さんへのコメント:
市川に住んでいる人々に健康と安心を提供したいと思っています。
施術に関する事から日常の悩みまで相談される様な安心感を出せる様にしたいです。
日々勉強、明日の自分に誇れる様に毎日過ごしたいと思ってます。
皆様よろしくお願いいたします。
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